BAND WAGON / 鈴木茂 (1975)

GWの間にもう一本ブログあげると書きましたので、もう一本あげます。

ん?GWなんて、とっくのとうに終わってる?そんなことはありません。僕のGWはかくかくしかじかで、今週の火曜まであります。かくかくしかじかの部分は聞かないでください。

気を取り直して参りましょう。今日は日本のギターレジェンド鈴木茂さんの超名盤「BAND WAGON」です。今回は、名盤をたらたらと語る回です。特にひねった考察などはありません(笑)最近いろいろ考察をひねりすぎて、ブログ書くのが重い作業になってしまっていたので(笑)

圧倒されるグルーヴ!!

やっぱりこのくらいの名盤になると、いつ聴いても感動しますね。なんといっても、このグルーヴィな感じです。一曲目からかっ飛ばしてきます。調べたところによると、当時まだ海外でのレコーディングは珍しい時代だったようですが、このアルバムは全般海外で、レコーディングされているようです。レコーディングに参加したミュージシャンも、とうじ西海岸で活躍していたアーティストが参加しているみたいです。そんなわけで、この圧倒的なグルーヴ感が出るんですね。やっぱり、あの時代にこれだけの作品を作り上げているのですから、レジェンドなんですよ。あの時代に生きてはいませんが(笑)

かっこいいギターとは

一音一音の音像もくっきりしてますよね。それは現代のリマスターの技術もあってかもしれないですが。何度聴いても気持ちい音の抜けですね。ストラトの、あのなんていうんでしょうか、弾いてすぐ跳ね返ってくる感じ、アタック感っていうんでしょうか。うふう。最高ですね。「100ワットの恋人」という曲でよくわかります。最高にかっこいいです。

と言っても、かっこいいギターっていろいろあるです。

ガレージロック的にジャカジャカとかき鳴らすのもかっこいいです。はたまた、対照的にと言ってもいいのはジャズ的なモードスケールとかを考えてソロをとったり、バッキングしたり。結構技術的にはレベル高いですが、かっこいい(できるようになりたい)。カッティングしまくってノリノリで弾くのもかっこいい。

スライドギター

上にいろいろとかっこいいギターの弾き方を書きましたが、一風変わった弾き方も存在するんですね。それが、スライドギター。まず、普通じゃないのは指になんか付けて引くんです。まあ、詳しくは調べてもらえば。

僕がこのアルバムでは、その「スライドギター」を十分なほど、存分に味わえるわけです。特に個人的に好きなのは「微熱少年」。バッキングのカッティングギターと、スライドギター特有の伸びる感じの音の妙がたまらないわけです。ぬわあああ。スライドバーどこやったっ!?持っていたのですが、最近使ってなかったので、どこに置いたか忘れました。

この前、あるバンドのライブを見に行ってきましたが、ギタリストの方が急に「ビンビールくれ」と言い出して、まあアンコールだったので、そんなもんかって思っていましたが、それを一口飲むと、なんとスライドバーの代わりにして演奏し始めました。なーるへそ。そのアイデア、いただきます(笑)

家でやるだけですが。ちょうどスライドバーなかったので(笑)

最近のギターブームってなんだ。

スライドギター最高にかっこいいのですが、今トレンドの音楽では、私の知る限り全く聞かないです。まあ、理由も何となくわかります。国内外問わず、ブラックミュージックよりのシーンがトレンドになっているからでしょうね。ってことは、カッティングなんですかね。そもそも、音数自体を減らす方向に動いている感も強いので、ギターソロとかリードギターがそもそも無いことが多いですよね。そもそもギター自体いらねえ感も強いです。

確かにベース主体にした引き算音楽はかっこいい。そういう系統で、大好きなアルバム何枚もありますが。

今一度、私は華やかギターのすばらしさを布教したいですね。

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