Hit The Road Jack / Ray Charles (1962)

 少しブログを書くのも久しぶりな気がします。別にサボっていたわけではないのです。ブログにはネタも必要ですから、それをためる時間がいるんですよ。意外と時間がかかるもんなんです。と言い訳しておきます。

 話は変わりますが、新年度も始まり、新生活をはじめられたかたも多いことかと思います。そんな季節に何を書こうか、と、いつものように?Tverで関ジャムをみていると、Awichさんとiriさんが出演されておりました。個人的にも注目度の高いアーティストであるのですけども、関ジャムは毎度面白いので、このブログを読んでくれている変わった人は、是非見ることをお勧めします。きっと音楽がもっと好きになるから。

なぜ今レイチャールズなのか

 いや、なんで今更レイチャールズやねん!って思っている人もいるでしょうが、先にその答えを言いますと

「Awichさんが関ジャムのVTRでうたっていたから」

いやそれだけかい!と思ったそこのあなた!甘いですね(笑)
だから前おきに関ジャムの話題をいれました。

いやでもそれだけかい!と思ったそこのあなた、甘いですね(笑)

「Awichがこの曲を歌っていた」という事実が大切なのです。もう少し詳しくいうと、沖縄出身の彼女が米軍の方たちがよく利用するクラブなどに殴り込みで参加して歌っている、というような内容でした。

話題の中心にアメリカ文化の影

 いまや話題の中心のAwichさんですが、彼女は沖縄で生まれ育ち、常にアメリカの文化と生活が隣り合わせで憧れがあったと番組で話していました。それは彼女の書くリリックからも、よくわかりますよね。

この曲は特に。

「大嫌いだった沖縄 is my home」この文言は印象的ですよね。ただ嫌いなわけではない。米軍のヘリコプターが飛ぶこの地は、自分のふるさとで、アメリカ文化に対するあこがれもある。そんな複雑な自分の感情を彼女自身深く理解しているような気がしますね。

その繊細で力強い感情の矛先は音楽に向けられては、これの右に出るものはありません。

 そんなAwichが触れてきたこのアメリカの音楽の巨頭といってもいい存在なんですよね、レイチャールズは。ブルース、ジャズ、ソウル、ファンク、ディスコ…etc

 とっても奥深い世界が広がっています。自分も最初はロックしか聞いてなかったですが、次第にこのあたりの音楽に触れることが多くなりました。

 つまり、何が言いたいかというと、現代の音楽を聴くにおいても、こういった往年の名曲や名盤をしっていれば、より深く楽しむことができるということ。実際に現代のミュージシャンも昔の曲にインスピレーションを受けて製作に取り組むということも多いんですよね。

さすがソウルミュージックの父 

 やはり何度聴いても洗練されてるなあ。という感覚になります。
なんというか、感覚的なものを文章にするのは非常に難しいのですけど、シャープですよねリズムが。
レイチャールズは、ジャズ、ゴスペル、カントリーなど、さまざまな吸収した音楽を自身で消化し、ソウルミュージックという音楽を紡ぎ出したといわれています。

この「Hit The Road Jack」という曲もその一端を垣間見ることができます。

 少し古い音楽ですが、現代のポップミュージックに間違いなく血が通っています。こういった音楽に触れることで、少しでも音楽への道幅が広がると、これまで好きだった曲やアーティストとも、もう一度新たな出会いができるかもしれませんよ。

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